温泉専門医として準備していた、後生掛温泉や東山温泉への自称の取材旅行が、次々に仕事の都合で中止となってしまいました。
最近生活がやや単調なのはこのためかと思い、海洋療法(第28回温泉健康講話)に関連した取材と気分転換をかねて、海外へ出かけることとしました。
国内の温泉地旅行はとりあえず後回しです。

国際学会(第11回温泉健康講話)参加のために、カンクンに出かけたのが2012年でしたから、5年ぶりの海外旅行です。
健康講話の対象になりうる、筆者が行きたいと考えていた海外の目的地から、まずお手軽なハワイ島のカイルアコナを選びました。
出発は仕事の都合上2月です。

滞在先のキングカメハメハホテルは、波穏やかな港に隣接していて、王族の居住地の一つだっただけに、落ち着いた雰囲気がありました。(①、②、③)

カイルアコナでは、みやげ物店以外に、かなりの数のギャラリーを見かけ、ニューメキシコ州タオスのように、文化的な印象を受けました。また、サンディエゴのシーポートビレッジにも似ている場所があり、開放的な飲食店が並んだ海岸沿いの遊歩道は、散歩するには絶好の立地でした。ホテルの庭先の植生や、部屋の空間からは、約40年前に泊まったことのあるタヒチのボラボラホテルも思い出されました。(④、⑤、⑥)

取材を予定していた、スパなどの施設がホテル内や近くに無いことから、施設などの取材は次の機会に残しておくこととして、今回は、花木と海の取材を中心としました。

ハワイの花は、桜(第30回温泉健康講話)などと違い、いわゆる森林浴ができる程の本数がありません。しかし、ハワイの人々は、花でレイを作ったり、キルトの模様に取り入れたりと、多彩な利用法を熟知していますので、森林浴ではなくても、ハワイ流の花への接し方を参考にしてみる価値が大いにありそうです。
一番多く見かけたブーゲンビリア(⑦、⑧、⑨、⑩、⑪)は、特に色彩がとても鮮やかで、色が豊富でした。まさに南国情緒にあふれていて、ハイビスカス(⑫、⑬)や、プルメリア(⑭)なども咲き誇っていました。
日本の花と、色、香り、形の違いを比較してみるごとに、大きな驚きがあります。
視野に入る色や光が気分を転換させてくれますので、花の観賞が健康増進に、多少なりとも寄与するであろうと確信しました。

カイルア湾の海は、透明度が高く、海水は暖かで、長時間海中にいるのが可能です。サンゴ礁の少ないのが少し残念ですが、花と同様に、鮮やかな青や緑の海の色を経験するのは
非常に感動的です。
海では、サーフィン、カヤック、水泳、スノーケリング、釣りなどが、砂浜では砂遊びや日光浴がもちろん楽しめます。(⑮、⑯、⑰、⑱)

今回の旅では、フィージー以来約20年ぶりに、南の海で海水浴を満喫しました。

日本から、熱帯地域の海岸などに移動して、休日を過ごすのは、海洋療法の一つの健康増進法と言えるのでは無いでしょうか。

寒い時期に、暖かい南国のハワイ、特にカイルアコナへの避寒旅行はいかがですか。
花や海の好きな方に特にお勧めいたします。