小児の夏のスキンケア

小児の夏のスキンケア

子供の肌は柔らかく、みずみずしいものです。 それだけに皮膚層は薄く環境の影響を受けやすいために、日常のスキンケアが大切になります。 特に、夏は日光や汗の影響が強いため、清潔、保湿、紫外線防御に気をつけましょう。

1、「清潔」
汗、食べ物、ほこり、細菌など皮膚にはいろいろなものが付着します。汚れを残しておくと皮膚刺激となるため皮膚にやさしい洗浄製品を使って、こすらずに丁寧に洗い、よく流しましょう。
洗浄剤は固形、液体、泡タイプがありますが、どのタイプでも良く泡だて、前もってぬらした皮膚に使います。
乳幼児期はお母さんや、お父さんの指先で、しわやくびれの中までやさしく丁寧に洗います。その後よく洗い流しましょう。
頭を洗う際は、全身用の洗浄剤ではなく、頭髪用シャンプーを使います。

2、「保湿」
健康な皮膚は外界からの異物の侵入や、反対に体内から必要な物質が出て行くのを防ぐという機能があります(バリア機能)。
肌がかさかさするとこのバリア機能が損なわれて刺激物質となる汚れや微生物などが皮膚内に侵入しやすくなり、肌は赤くなったりかゆくなったりします。バリア機能を保つためにはいつも肌が清潔でしっとりしているようにすることが大切です。汗でべたべたすることと皮脂でしっとりすることは異なるので、夏でも保湿は必要です。
保湿剤にはいろいろな種類があります。
和光堂の「ミルふわ」シリーズ、明治の「すべすべミルル」シリーズなどどれでも肌に合って、使い心地の良いものを選ぶとよいでしょう。
保湿剤は入浴後5分以内に塗ると効果が良いといわれています。背中やおなかだけではなく手指や足指の間までマッサージするように塗りましょう。手のひらでお子さんの肌の様子も確認することができます。

3、「紫外線防御」
海や山に行ったときに「ひやけ」を起こす原因となる光が紫外線です。紫外線は1日のうちでは11時~13時、1年のうちでは5月~7月に強くなります。ひやけはひどくなると赤くなって痛くなったり、水ぶくれができたりします。
紫外線から皮膚を守るためには、

①日光にあたる時間を少なくすること。正午前後の外出を避けること。
②長そで長ズボン帽子を上手に着用すること。
③UVケア製品を正しく使うこと。
に注意しましょう。

日焼け用UVケア製品は「子供用」として発売されているものでSPF20~30、PA++、のもので良いでしょう。たっぷり塗らないと紫外線防御効果が十分になりません。また、長く外にいる時は2~3時間ごとに塗り直しすることも大切です。

上手にスキンケアを行い楽しい夏をお過ごしください。