6月の梅雨入り前、後生掛温泉への取材旅行を、新玉川温泉経由で予定していましたが、豪雨と雷のため、またもや出発直前に中止となってしまいました。
非常に楽しみにしていたので、後生掛温泉との縁のなさにがっかりしました。
次の機会は、どのくらい先になるのか、この旅はどうもしばらくお預けです。

気を取り直し、しばらくして、次の目的先の会津東山温泉へ出かけました。
久しぶりに訪れた会津は、12月に入ってから雪が例年以上に積り、町中での人影はまばらで、静まり返った雪国独特の雰囲気が漂っていました。

宿は、お気に入り温泉の一つで、数十年前より何回も訪れている向瀧です。(①)

建物が国の登録有形文化財になっていて、文句なしに情緒があります。
泉質は、ナトリウム・カルシウム⁻硫酸塩・塩化物泉で、効能は神経痛、関節痛、疲労回復、切傷などです。(②、③、④)

銘酒が多いこと、温泉の泉質が筆者の体質に合うこと、郷土料理が美味であることなど、東山温泉がお気に入りの理由はたくさんあります。
その中でも、郷土料理は、鯉の甘煮、こづゆなどが有名です。
特にこづゆ(⑤)は、成分表が図のごとくで(⑥)、栄養のバランスもとれ、味も口当たりも良く、冬の伝統的な料理として大変優れているものだと思いました。
こづゆの入った器が、色鮮やかな朱色の会津塗というのは、会津の料理ですから、当たり前のことではありますが、改めて感激しました。

今回も、のんびり会津の冬を味わうことができました。
雪の東山温泉は風情もあり、混雑もなく、是非皆さんにお勧めしたい旅先です。